朗読劇

好きってことの言い訳(不問1:5分)

タイトル:好きってことの言い訳

不問1 5分

現代劇

 

ブロックを組み合わせ

ピッタリはまったみたいに

足りない何かがずっとあって

その反対には必要な何かが

そんな何かを探していた

スマッシュを狙ってみて

バッチリ決まったみたいに

やりたい何かがきっとあって

その問題には完璧な答えを

そんな答えをつかみたくて

君をみつけたとき

私の全部がそれに反応した

声をかけて期待は確信に変わった

私の中の足りないピースだと

私に足りなかった部分を

君の中に見つけた

私の欲しかった答えは

君が全部持っていた

でも

足りないとか欲しいとか

全部好きってことの言い訳で

君をみているだけで

私が満たされるのを

言葉にできないだけ

アタックは慎重に

二人きりの約束を

君に触れることすらできなくて

心の中から探しだした言葉を

そんな言葉を届けたくて

思っていることは複雑だったけど

言いたいことは単純だった

でもどうしても一言では言い切れない

世界中を味方につけた気がしたんだ

私の弱っちい部分を

君の中に見つけた

私の強さの本質は

君が全部持っていた

でも

弱いとか強いとか

全部好きってことの言い訳で

君と話してるだけで

私がほどけてくのを

言葉にできないだけ

足りないとか欲しいとか

全部好きってことの言い訳で

君をみているだけで

私が満たされるのを

言葉にできないだけ

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